実家に帰ると、子供の頃に弾いていたピアノが我が家に帰ってきていました。

ウチのピアノは、両親がたぶんわざわざローンまでして俺に買ったものなのですが、そもそも俺は子供の頃は大のピアノ嫌いであまり弾いてなかった上に、小学校卒業と同時にピアノ教室を辞めたこともあって、さらに弾かれない状態になっていたんですが、それでもウチの妹が弾いていたので、ピアノとしての役目は続いていたわけです。
しかし俺&妹が大学進学で故郷を離れるとともに、いよいよ弾く人がいなくなり、ウチのピアノは主のいないまま、ただのインテリアと化し、人の入らないピアノ練習ルームは程なくして簡易物置き部屋となり、そして実家の引越しなどの関係で祖父母の家に引き取られ、祖父母の家の部屋の一角で、何故か物置き棚となってしまいました。
ピアノの上にみかん箱を置かれたり、鍵盤のフタの上に変な人形置かれたり(苦笑)といった状況になりました。約10年くらい前の話です。
祖父母宅で物置き棚となってしまった後、数年後に親戚が譲って欲しいという話が出ました。俺はアッサリ承諾したのですが、輸送がめんどくさいということで立ち消え、そのまた数年後に某老人介護施設に引き取られるという話が出るも何故かこれも立ち消えました。
ウチのピアノは、爺ちゃん婆ちゃん宅の片隅で、たったひとつの音も出さぬまま、フタも開けられず、長い月日を静かに過ごしていきました。そして先日祖父母の家の事情で、10年以上の時を経て、ピアノは我が家に帰ってきました。
ピアノは晴れて音を出すこととなりました。俺としても最後に弾いた時を思い出せないくらいの時間を経て、あの頃のピアノを弾いたわけです。
「おお、ひっさしぶりやな~♪」と、上機嫌で弾きました。
普段電子ピアノの俺からすると、自由に弾ける生ピアノは良いっすね。まぁ、電子も電子で良いんだけどね。実は調律してなかったんですがね、さすがに濁った音でしたが、想像してたよりは全然普通に音が出て、意外に気分が良かったです。
俺はピアノ嫌いの子供だったので、その頃の記憶を持ったピアノを弾くとあまり良い気分がしないんじゃないかと思ってたんですが、全然そんなことはありませんでした。
その一方で、弾いた時に、あの頃のピアノの音を思い出すとか、情景が目に浮かぶといったこともありませんでした。ただ、ピアノの上に掛けてあるトップカバーが昔のままだったことが、懐かしかったです。そんな感じで思わぬ再会を果たすことができた帰省でした。
しかしこうやって書いてみると、ウチのピアノはなかなかに酷い人生を送ってきてるなと。まー、だからと言って俺はピアノに申し訳ないとかってことは微塵も思わないんだけど、次帰った時はもうちょっとキレイな音で弾きたいんで調律の手配をしようかと思いました。
ちなみに帰ってきたピアノに触発されて、母が楽譜を買ってきてました。「私もたまには弾いてみようかな」とか言ってたんですが、買ってきた楽譜は何故か黄色バイエル。。。
おまえ、バイエルじゃなくて何か曲集買えよ。つか、黄色バイエル買う前にまず赤バイエルだろ。。。
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故郷ではピアノの他には釣りにいきました。以下は適当な故郷写真記録です。

釣れる魚は小アジが主で、大物なんかはほとんど無い感じなんですが、缶コーヒー片手に防波堤でボケーっと釣るのは極上の時間です。ちなみに釣った魚はもちろん食べます。小アジはまず揚げる。

揚げたてを塩で食うのは絶品。でもこれはまだ料理途中なので、食いまくってると怒られます。最終的には南蛮漬けに。

一晩くらい漬けとくとレモンのアジ沁みて最強です。以上。
あ、そういや釣りの他には馴染み店でボケーっとしてました。変なステンドグラスが面白いんで写真アップ。

一見スナックとかのお水系の店に思えますが、喫茶店だったりします。ま、それだけなんですけどね。


