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悪果、イントゥ・ザ・ワイルド、おくりびと、崖の上のポニョ

なんだかんだとバタバタしているうちにまたしても一週間が過ぎてしまったのであった。本とか映画とか、じっくり感想を書くタイミングを逃している。

以下、ミニ感想。

《読んだ本》
『悪果』 黒川 博行・著
舞台は大阪で主人公はマル暴担当の刑事、悪人しか出てこないハードボイルド小説。ヤクザの賭場に強制捜査をする前半も面白いのだけれど、その背後にある大きな陰謀が明らかになっていく後半は読むのをやめられないほどのめりこんだ。
警察もヤクザも癒着しまくりで、全員が程度の多少はあれど私利私欲のために行動している。その徹底ぶりがまた痛快だった。
タイトルの『悪果』は"悪事の果て"であり、ラストはニヤリとさせられる。

悪果
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黒川 博行
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《観た映画》
『イントゥ・ザ・ワイルド』 http://intothewild.jp/
成績優秀だった若者が自分を捨てるために旅に出て、餓死寸前に人生で一番大事なことを知るというロードムービー。実話だというので驚いた。
アメリカからヒッチハイクしながらアラスカへ。たくさんの人たちの優しさを受け取りながらも、それでも一人になる道を選ぼうとする主人公。強がりではなく、本気で自分は自分だけで生きて行けると思っていたんだね。
劇中、彼はずっと日記を書いている。死の寸前、彼は大切なことは何だったかに気付き、それは最期のメッセージの署名にも表れていた。
上映時間が長く、しんどい描写もあるので、観に行く場合は万全の体調で臨むべし。

『おくりびと』 http://www.okuribito.jp/
東京でチェリストの道を諦めて実家の山形で納棺師になった主人公のお話。納棺師は遺体を棺におさめるという実在の職業である。広末涼子には賛否両論ありそうだけれど、本木雅弘演じる主人公はとても良かった。
人が死ぬこと、死に穢れを感じること、親と子のこと、普段は気にしない事柄を考えさせられる内容のいい映画だった。
余談1:本木雅弘の子供時代を演じている少年はKの友人で、私も知っている子だ。
余談2:眼鏡をかけた山崎努が実家の父と雰囲気そっくりで気になった。

『崖の上のポニョ』 http://www.ghibli.jp/ponyo/
問答無用のスタジオ・ジブリの新作アニメーション映画である。ストーリー性を期待すると肩すかしを食らうので、何も考えずに観に行くのがよさげ。
友人から聞いていた「ポニョはストーカー」「宮崎駿の変態性大爆発」という評価は正しかった。ポニョはかわいいだけでなくてグロくなったりするので要注意。
でも、絵はよかったよ。カラフルな「海の生き物オンパレード」は美しかったし、瀬戸内海がイメージされている風景は新鮮だったし。
声優としての矢野顕子の使い方が、あまりにも贅沢でおかしい。

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2008年8月14日 03:56に投稿されたエントリーのページです。

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