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『グーグーだって猫である』 Chet Gou-Gou...mon petit chat, mon petit ami.

gou-gou.jpg

(2008年 日本) 監督:犬童一心

公式サイト:http://www.gou-gou.jp/

 試写会にて鑑賞する。大島弓子の猫エッセイ漫画が原作であるけれど、ドラマ部分はほとんどオリジナルのようだ。

 主人公は大島弓子を模した漫画家・麻子であり、劇中に登場する作品画像はすべて大島弓子のものを使っている。大島弓子の大ファンだという監督によってチョイスされたそれらの作品は、どれもたいそう魅力的だった。
 私が知っていたのは『綿の国星』と『バナナブレッドのプディング』ぐらい。他の作品はまったく知らなかったのでぜひ読んでみたくなった。
 劇中、すっかり作品を描かなくなっていた麻子がひさしぶりに新作に取り組む描写がある。机にたくさん資料を広げたり、井の頭公園の中のカフェでアシスタントたちに概要を話したり、きっと大島弓子本人も作品を作るときはこういう手順だったのかなと想像した。漫画家に憧れていた身としてはそのあたりも興味深い。

 物語は麻子とアシスタントのナオミをうっすらと対比させるように進む。恋愛もそうだし、創作についてもそうだ。いわゆる「猫萌え」映画ではなく、深いテーマが潜んでいる。直接的ではなく、間接的に頭をガツンとやられた印象だった。

 全編の8割が吉祥寺ロケなので、吉祥寺という町を知る人にはとても楽しいだろう。井の頭公園に行って、ハナコに「サワディッカー」と声をかけたくなってしまった。
 小泉今日子をはじめとする出演者は言わずもがな、細野晴臣先生による音楽もかわいらしくて良かった。吉祥寺の映画館で観ると楽しいだろうなあ。

 9月6日(土)より全国公開。

↓劇中に登場する大島弓子作品7作をすべてまとめた短編集が発売されたようだ。
 当然買う。

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2008年8月25日 21:15に投稿されたエントリーのページです。

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