世間的にはクリスマスイブなのだけれど、我が家では年賀状制作な日だった。
ここ2年ほど、年末ぎりぎりの賀状作成になってしまっていたので、今年こそはと意気込んでみた。
困っていたネタも、半ば強引に干支と絡めてみた。結果的には満足のいくものとなったので良しとする。
我ながら、描き始めると一心不乱に制作にのめりこんでしまうのが可笑しい。まるで作画マシーンになったようだ。自分で描いた絵をあとから見返すとき、いつも「本当に自分で描いたのだろうか」と不思議に感じるのは、そのせいかもしれない。
以下、少しだけテクニカルなお話。
たいてい、個人的な絵を描くときはIllustratorというソフトを使っている。もう10年以上も「下絵を鉛筆で描いてスキャン→下絵をトレースしつつ仕上げ」という流れで制作するのが常だった。Illustratorのキモである“ベジェ曲線”で、ゼロから絵を構築していける自信が無かったからだ。
毎回同じではマンネリでよろしくない。というわけで、今回の賀状絵では下絵ナシでいきなりソフト上で制作に取りかかってみた。個人的には新しい試みだ。
心配していた「作画上の行き詰まり」は無く、思っていたよりもサクサクと制作は進んだ。部分的にフォルムに迷って手近な紙でスケッチした箇所もあったが、思っていたよりもペンツールだけで絵を描ける自分を発見して嬉しい。
ソフト上で作画する利点は、下絵を描いてスキャンする時間が省けるという点に尽きる。下絵を描いたところで、結局はすべてペンツールでなぞり直すのだし、場合によっては下絵と別モノになることも多かった。
要するに、私にとって下絵はあっても無くても変わらないという結論に至る。下絵に時間をかけるよりも、本制作に入る前のアイデアスケッチや構図のラフに時間を割いた方が、私にとっては利点が大きいということを発見した。これは、Illustratorというソフトの特性も影響しているのだろうけどね。
そんなこんなで、無事に宛名印刷も一言メッセージも書き終わり、充実した気分で夜のポストへ向かうのであった。自分へのご褒美に、帰りにコンビニでおやつを買おうかな。