« ばたばたと連休。橋本源氏。 | メイン | 最近の橋本源氏 »

いらないけど捨てたくない本

 8時に目覚める。ポンジュースを飲んでネットの巡回をする。メールを確認するも、さして重要なものも無く。やっぱり眠いので布団に戻る。

 昼過ぎ、Kに声をかけられて起こされる。この週末は珍しく急ぎの仕事が入っていないので、今日は一日仕事を忘れることにした。まったく仕事をしない日は滅多にないので、とても嬉しい。

 連休前後から家の片付けを進めている。もっともっとモノを減らしたい。どうせいつの間にか増やしてしまうのだから、ちょっとでも「不要」と感じたものは躊躇せずに処分し続けたい。でも、ゴミにするのは気が引ける。
 そんな行き場の無い不要品のひとつが本である。

 昨夜、偶然から吉祥寺に新しい古本屋ができていたことを知った。その名は「百年」。店長氏のblogも読んでみて、良心的な印象を受けたので、「仕事しない日」に行くにはちょうど良さそうだ。
 早速、自分の本棚から「いらないけどゴミにはしたくない本」を数冊選んで持って行った。主に写真集や画集、服飾系の資料など。「ゴミにしない」が目的なので、タダで引き取ってもらってもいいぐらいなのだが、結果的に嬉しい値段で買い取ってもらえた。ついでに小説を一冊購入する。

 雑誌は躊躇せずに読んだらすぐ捨てるのだが、「書籍を捨てる」という行為はとても罪悪感を感じてしまう。基本的に買った本を紙ゴミの日に出す事だけは避けていて、たいていは人にあげたり、図書館の「ご自由にお持ちください」コーナーにこっそり放置したり、ネットオークションで売ったりする。
 とはいえ、それらの処分方法に当てはまらない本も出てきてしまうので困っていた。ついでに言うと、処分に困りそうな本を買う時にもいちいち罪悪感を感じていた。例えば、もらった方が困るような大型本や、図書館には不向きなサブカル本や、ネットオークションでは半年かけても売れないような本が該当する。それらの本は本棚の中で長年放置されたままになっていた。
 今日、買い取ってもらった本はそんな種類の本だった。行き場の無い本たちを有効に処分できた上にお金までもらえるとは、願ったり叶ったりである。

 「百年」はセレクトにこだわりを感じる古書店で、なんだか気に入ってしまったので、これを機会にさらに本を持ち込むことにした。次回は美術書や展覧会の図録の類いの買い取りをお願いしようと思う。
 ダリやクレーやウォーホルやリキテンシュタインや、展覧会に行くたびに買っていた図録だが、持ち帰ってもほとんど見返さない事に気付いた。「資料になる」と思って買った写真集などもそう。特に著名なアーティストの作品集なら、見たくなった時に図書館に行けばいいんだしね(あ、ビアズリーと九龍城砦関連の本は別格です。これらは中身が多少重複しようが10年間本棚で眠ってようが、まったく手放す気になりません)。
 そういう視点で本棚を見ると、処分できそうな本がいっぱいある。本棚に空間ができれば、本を買うことにも罪悪感を感じなくなるだろう。なるべくなら自分の本棚の中で完結できる蔵書量だけで生きて行きたいと思った。押し入れの中で箱に入ってたまりまくってる本もなんとかしなきゃね。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://visualclip.net/weblog/mt-tb.cgi/461

コメントを投稿

About

2007年5月12日 23:02に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「ばたばたと連休。橋本源氏。」です。

次の投稿は「最近の橋本源氏」です。

Powered by
Movable Type 4.1