「次にロンドン行くなら、花が咲いてる季節がいいな」
私は確かにそう言ったはずなのに、なぜかまたしても真冬の季節のロンドン行。しかも、今回は観光ゼロ。持っていくものはMacBookやらデジカメやらUSBメモリやらMovableTypeのタグ本やら。
そう、今回の旅の目的は母のblogを作ることなのです。各所から「そんなの直接行かなくてもメールとかで教えたらいいじゃん」と言われたものの、メカ音痴の齢57歳の母には手取り足取り教えねば理解してもらえない。
「飛行機代、出すから」というわけで、急遽ロンドン行きが決まったのは去年の12月だった。例によって、このblogもしばらく旅日記となる。
そういうわけで昨夜より徹夜のまま出発。かなり眠い。どうせ、空港までのリムジンバスの中で眠れるしと思っていたら、車中は寒くて辛かった。コートを体に巻き付けても寒く、ほとんど仮眠できないまま、ヘロヘロで成田空港に到着。
空港では早速チェックイン。毎回、オンラインでチェックインしておこうと思いつつ、直前まで忘れている。帰国便では忘れないようにしよう。ちなみに預ける荷物の中に潜ませた妙なみやげもの……自然署、小さい箒、大量のスリッパは特にとがめられずセキュリティを突破。自然薯は厳密には植物検疫にひっかかるのかなあ?
軽く食事をして、手荷物検査と税関を通過。免税店には興味がないのでそのままゲートへ。バイオリンケースを枕に眠っている白人がおり、面白かったのでこっそり撮影してみた。
ほどなくして搭乗時間となる。睡魔に負けそうなので、早く自分の座席に座りたい。今日の座席は窓側の56A。翼に視界を遮られない眺めのいい席だが、一刻も早く睡眠をとりたい私には意味をなさず。離陸の瞬間はおぼろげに覚えているものの、30分ほど経過して目覚めたときには、隣席の女性はいなくなっていた。彼女の手荷物も無くなっていたので、空いている座席に移動したのだろう。今日のフライトは満席ではなかったようだ。これで、二人掛けの座席を12時間独り占めできることが確定。しめしめ。
相変わらずヴァージンの機内食は美味。食事をしたり、無理矢理横になってまどろんだり、読みかけの「窯変・源氏物語(賢木)」を読んだり。機内映画は「プラダを着た悪魔」と「ダ・ヴィンチ・コード」を鑑賞。前者はファッション関係の編集部の様子を知っているので楽しめた(web媒体だけどね)。後者は想像通りに退屈なもので、サー・イアン・マッケランの英国紳士ぶりのみを楽しんだ。ほかにも「X-MEN3」や「スーパーマン」があったが、いずれもKとDVDで見たいのでぐっと我慢。
やたらと寝ていたせいか、フライトは短時間に思えた。近年稀に見るスムーズな着陸。機長、お上手。
入国審査も難なく終了。やっぱりポイントは笑顔で「ハロー」だってば。それだけで入国審査官の表情も一変して、去り際に「Have a good holidays!」なんて声をかけてもらる。
出迎えに来てくれた母と合流。Brixtonを経由して家へ。夕飯は母謹製のロールキャベツ。子供の頃からの大好物。つもる話もしたいところだったが、おみやげを渡したところで睡魔に負ける。明日は朝から働かねば。


