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『アイランド』

アイランド 特別版
(2005年 アメリカ)監督:マイケル・ベイ

 理由があって数年に一度、ロンドンに行くのだが、そのときに使う航空会社は必ずヴァージン・アトランティック航空と決めている。理由は、機内のありとあらゆるもののデザインが良く、機内エンタテイメントも充実しているから。オンデマンドで見られる映画もそのひとつで、毎回何を見られるかと楽しみにしている。

 昨秋、2年ぶり(多分)に渡英したときも、往復ともいろいろと映画を楽しんだ。とはいえ、そこは英国の飛行機。時々不調になってしまうことがあるのが玉にキズ。帰国便で『アイランド』を見ていたら、映画後半から言語切替がおかしくなり、日本語吹替が機能せず英語音声のみになってしまったのだ。

 『指輪物語』や『ハリーポッター』など、お気に入りの映画ならばそれでも全然構わないのだが、初見の映画を英語で楽しめるほどに私の英語力は充実していない。とはいえ、サスペンス仕立ての物語の続きも気になるので、そのまま英語音声のみで最後まで見た。

 その結果、おおよその筋は理解できたのだが、どうしても一カ所だけ解せない箇所があった。最後にある人物が寝返る理由がわからなかったのだ。

 そして、今日。DVDを借りて来た。当然ながら日本語吹き替えで見る。以前は字幕派だったが、ここ数年は吹替派だ。単純に吹き替えの方が映像に集中できるのと、圧倒的に台詞の情報量が多くなるからだ。

 結論。謎めいて面白かった物語は、後半からただのアクション映画と成り下がるので英語音声だけでも全然問題はなかった。そして、肝心の疑問点は英語音声で見たときに推測したもので合っていた。あまりにも説得力に欠けるので、それは違うだろうなと思っていたのに。

 近未来が舞台のこの映画。おすすめポイントは3つしかない。

 一つ目は役者。ショーン・ビーンの悪役っぷりと、スティーブ・ブシェミのやっぱり悲惨な脇役っぷり。二つ目は物語前半で登場するコンピューターのインターフェイスのデザイン。ショーン・ビーン演ずるドクターの机の上のアレです。あのドラッグ&ドロップの感じはかっこよかった。最後はユアン・マクレガーのスコットランドなまり。詳細は伏せるが、いわゆる標準的英語とスコットランド訛と、両方を聞き比べることが可能。

 マイケル・ベイ監督は、この映画が大コケした理由を「主演の二人、特にスカーレット・ヨハンソンの演義がヘタクソだったからだ」と言ったとか。私は彼女をあまり好きではないのでどうでもいいが、それってどうよと思えるコメントだな。

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2006年7月 6日 23:42に投稿されたエントリーのページです。

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