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『ザ・ビーチ』

ザ・ビーチ〈特別編〉

http://www.foxjapan.com/movies/beach/
(2000年 アメリカ)監督:ダニー・ボイル

レンタル屋で手に取った瞬間、Kが一言「なんでそんなB級」。
最初に書いておくが、私はディカプリオファンではない。

そもそものきっかけは「サントラがいい」という評判からだった。
その中の一曲"Porcelain"をFMで聞いて、Mobyに興味を持った。
数年前、Kと一緒にプーケット島に行ったことがある。
ピピ島には行かなかったが、地震の前のタイ・リゾートを知っていた。
ついでに、この映画は東南アジアをフラフラしてるダメ白人の映画だというではないか。
それなら、見るしかないでしょう。と、公開後、5年経ってやっと見る気になった。

映画の中の南国のビーチは美しい。
バンコクの夜の街の描写はプーケット島のパトンビーチを思い出す。
そして、そこを徘徊している金の無い白人も記憶のままだ。

ディカプリオ扮するリチャードはそんなアメリカ人の一人として登場する。
自分探し、過去との決別、そんなありきたりの理由でタイに来た。
高級リゾートホテルに泊まれるわけもなく、滞在はもちろんシャワーも共同の安宿だ。

隣室のジャンキーに地図と噂を教えてもらう。
それは秘密のビーチ。
あたりには天然の大麻畑、断崖に囲まれて外からは見えない秘密の楽園。
安宿で知り合ったフランス人カップルと一緒にビーチを目指すリチャード。

まあ、そこから後は、実際行ってみたらヒッピーもどきの白人が作るコミュニティーだったとか、
楽園の維持のために残酷な暗黙の了解があったりとか、
生理用品や避妊具はどうしてるんだと思ったら、時々代表が買い出しに行ってるとか、
ありきたりといえばありきたりな展開だった。
いや、面白いことは面白かったけどね。

外国、特にアジアで現地民化してる白人はこういうのが多いよなと納得できる描写。
それは日本も含まれるんだけどね。
東南アジアほど治安は悪くないから、ここまでひどいのはレアだろうけど。
きっと、ヨーロッパやらアメリカで現地化してる日本人も似たような感じに見えるのかもね。
そのあたり、現在フィジー駐在中の義妹に聞いてみたいところではある。

さて、映画の中で良かったこと二つ。
ひとつは前述のサントラ。確かにいい。
もうひとつは、ティルダ・スウィントンが出ていたこと。
『オルランド』以来、この女優さんは大好きなのだ。
ケイト・ブランシェットと同じタイプの、仙女系女優さん。

ネットでいろんな人の感想を読んでまわると、どうやら原作の方がいいらしい。
気が向いたら読んでみよう。ま、覚えてたらね。
その程度の映画といえば、その程度でした。

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2005年10月17日 16:13に投稿されたエントリーのページです。

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