探してみるもんですね。
なんとなく思い出して検索すると発見してしまい、運命を感じた。
私の人生で大事な本の一冊だから(実際は二冊)。
思い起こせば小学1年生の時。
例によって図書館で面白い本はないかと物色していた私の目に飛び込んできた本が、
ピンクの表紙の「マンガどうわ なんじゃもんじゃ博士」。
恐らくかなり昔に絶版になっており、
ちょっと前に復刊.comなどで復刊投票が行われていたものだ。
何がそれほど人生で大事なのか?
題名に「マンガどうわ」とあるように、これはある意味マンガだ。
しかし、いわゆる漫画を想像して読むと意表を突かれてしまうこと確実。
必ず1コマめは「博士とゾウアザラシがやってきました」から始まり、
見開き15コマに描かれた一人と一匹の旅は、
毎回変なオバケや動物によって事件に巻き込まれてしまうが、
最終的には無事に旅を再開する。
ただそれだけ。
ただそれだけなのに、すごく魅力的。
これが「母の友」誌に延々200回も連載されていたのだ。
小1の私は図書館でこの本を借りるや否や、どっぷりハマってしまう。
それは、模倣した漫画をノートに書き続けてしまうほどに。
博士とゾウアザラシに倣って、主人公は私の父がモデル。居候の猫は私。
タイトルは覚えているけれど、あまりにも恥ずかしいので秘密。
この漫画はクラスの女の子や掃除当番でやってくる上級生にも好評で、
毎回描く度にみんなに回覧されたものだ。
思い出せるかぎり、人生で初めて描いた漫画である。
それほどの影響力があった漫画が、復刻されている。
これを買わずにいられようか。いや、買う。絶対買う。
そんなこんなでamazonから本が届き、夢中で開封する私。
博士とゾウアザラシに再会するのは実に23年ぶりである。
それは、記憶よりもかなり不条理で、
いや、もう最高にほにゃほにゃとしていた。
イイヨー、イイヨー。
ムビ作ったり、ゲーム作ったり、
漫画描いたり、子供向けコンテンツ作る人はぜひ読んでいただきたい。
脱力系と不条理系が好きな人にもおすすめ。
そしてもちろん小学生ぐらいの子供たちにも!

