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「12モンキーズ」

12モンキーズ

(1995年 アメリカ)監督:テリー・ギリアム

公開当時、Kと一緒に劇場で見た。当時、観賞後に大混乱して「えええ、なんでそうなるの」大騒ぎしたことを覚えている。今思うと、字幕だったせいもあるんだよな。こういう情報量の多い映画は吹き替えで見るに限る。それでも、ピアソラの音楽がかっこよかったのと映画自体も気に入ってしまったのでサントラを買ってしまったのだった。ついでにサントラのジャケットをスキャンして、Macの壁紙にしていた。アラート音も動物の鳴き声にして、恐怖感ばっちり。つまり、それほどこの映画にハマっていたわけだ。

さて、そんな記憶も懐かしく、ビデオ屋で見つけたので2回目の鑑賞を吹き替えで実行。当時、ワケがわからなかったつじつまも、再見のせいかすっきり理解できて気持ちいい。

時は22世紀、細菌により地上に住めなくなった人類は地下生活を送る。地上は動物達の天下となり、熊がライオンが廃墟となった市街を闊歩している。主人公のコールはすべてが起きた発端である1995年に送り込まれるはずだった。謎のテロ集団“12モンキーズ”が行ったとされる細菌の原株を手に入れるために。

タイムパラドックス、伏線、それらが最後に見事に収束する。「どうして?」の原因がわかっていくのは気持ちいい。ラストシーンでそれは頂点に達する。彼女の笑顔のなんて悲しいことか。そして、ゆったり流れるルイ・アームストロングの「What a wonderful world」。じんわり、涙ぐんでしまう。

当時知らなかったのだけど、監督のテリー・ギリアムは『未来世紀ブラジル』などで有名なカルト映画監督だ。もうすぐ、新作の『ブラザーズ・グリム』が公開される(これもぜひ見に行きたい)。

美意識の高い監督で、衣装や美術にもこだわりが感じられる。明らかなサイバーパンクではないけれど、未来的な懐古的な、そんな感じ。今回、DVDで見ていて気づいたが、変態ゲーム『クーロンズ・ゲート』と似たようなテイストを感じる。そう、“ガタリ(ダミアヌス?)”も出てくるしね。そうそう、映画のロゴもかっこいい。

『インタビュー・ウィズ・バンパイア』で気に入ったブラッド・ピットは、『レジェンド・オブ・ザ・フォール』でなんだか二枚目系になってしまい、『トゥルー・ロマンス』のジャンキー役で安心し、この『12モンキーズ』でやっぱりおかしい系で最高だった(その後は二枚目系ばかりが強調されるようになり興味を失う)。

主演はブルース・ウィルス。キュートなお尻を見せてくれます。

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2005年10月14日 10:27に投稿されたエントリーのページです。

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