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『郵便配達夫はいつも二度ベルを鳴らす』ジェイムズ・M・ケイン

郵便配達夫はいつも二度ベルを鳴らす

ちょいとフランス文学から離れてアメリカ文学。
訳が何種類かあり、
「絶対に早川の小鷹信光訳で読め」
とのお言葉をいただいたので素直に従う。
映画は見たことありません。


フランク、かわいそうなあなた。

それで幸せになれると本気で思っていたの?

どうしてそうしようと思ったの?
それが一番いいやり方だったの?

賢くないね。

コーラ、かわいそうなあなた。

焦ってたの? 嫌だったの? それとも飽きてたの?
愛なの? それとも非日常なの?

あなたの中に女の冷酷さを見ました。

「やっちまった」

すごい言葉。すごくわかる言葉。炎とはまさにこのこと。
ただし、光が強烈であればあるほど鎮火は早い。
飛んで火にいるなんとやら、その魅力にあがなうことができようか。
彼女にとって背徳の魅力だったのか、彼の本心の愛だったのか。

最後はやっぱりそうなっちゃうのね。
悲しいね。哀しいね。

おわりのページを読み終えたとき、
私も祈らずにはいられませんでした。

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2005年7月20日 02:29に投稿されたエントリーのページです。

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