今日、レッスン中に倒れそうになりました。レッスンに限らず、こんなことは人生初めて。帰宅して休んで、目覚めた今も頭の中にはセブシックが響いています。
セブシックとは、誰もが口を揃えて「つまらない、退屈、頭がおかしくなる」というバイオリンの練習曲集です。ハノンも真っ青なぐらいにページ一面を小さい音符が規則的に埋め尽くしており、それらは曲とは呼べないメロディーを構成しています。
中学時代に吹奏楽部でフルートを吹いていたせいか、単調な練習は苦にならないのですが、セブシックは肉体的にも辛い箇所が多く難航しています。今やっている箇所は、ただひたすらに左手の指と指の間を広げる訓練で、こんな歳になってバイオリンを始めた私には、かなりハードルが高めです。
レッスン開始後40分、冷や汗がだらりと首をつたい、片耳が聞こえなくなってきました。立っていられないほどフラフラして、まるでお酒に悪酔いしたときのようです。耐えられず、先生にお願いしてレッスンを中断してもらいました。先生には顔色が悪いと心配され、飲み物まで出していただく始末。いい歳なのに恥ずかしい私。
聞くところによると、こういうことはよくあるらしく、先生がおっしゃるには「バイオリンは体と密着して演奏する楽器で、集中しすぎてそうなることもある」とのことでした。あと、常に耳元で自分の音が聞こえていることや、左肩を中心に音が骨に共鳴していることも原因ではないかと思います。自分と一体化する楽器、バイオリン。なかなか怖いものです。
やっぱり来月の発表会のせいで緊張しているのかなと思いました。発表会とはいえ、私は合奏に参加するだけなので気楽な筈なんですけどね。週末はリハーサルがあるので、がんばらねば。