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たまには親父も役立つもんだ

実家の父(60歳/高校社会科教師/定年目前)は、冬ソナのはるか昔から韓国にハマっている。少なくともここ15年ぐらいは韓国オタクを嬉々として続けている。教師、しかも担当は世界史/政経という職業柄、彼ののめり込みは激しいもので、書斎には100冊以上の韓国関連書籍があるのではないだろうか。

父は教師なのでついつい人と話す時は「教える口調」になる。これがまたエラそうなんだってば。しかも我が家は父子家庭で、父一人子一人。そんな私の中学〜高校時代、夕食時に父が韓国話しを始めると、それはそれはウザいものでございました。お父さん、悪いけどあなたの娘はマニアックな韓国知識に興味無いんだってば。トイレに「韓国史辞典」を置いとくのもやめてください。こっちもSOFT BALLETとデッド・オア・アライヴの話題ふるぞ、ゴルァ。

おかげですっかり私も「父の韓国話しアレルギー」になってしまい、たまの帰省等でそういう話題が出ると、すぐさま自室に閉じこもることにしておりました。

で、ただいま扱っている仕事案件で、ハングル文字が登場する箇所がありまして(よくある“韓国語サイトはこちら”ってやつですね)、そのあたりの表記についてわからなかったので父の携帯に電話してみた。

父はちょうど顧問であるホッケー部の練習中で、学校のグランドにいた模様。ハングル文字を知らない私は、とりあえず形を口頭で説明。

「えーっと、最後は左にマルで右がカタカナの“ト”の反対」

父はどうやらそこらへんにあった石ころで地面に文字を書いて、私が説明した単語を判読してくれました。これがまた嬉しそうで、嬉しそうで。父の韓国知識が私にとって役立つとは滅多にないことだしね。

ハングルは話せないくせにハングル文字は読める父よ、ありがとう。でもやっぱり、外国文化を理解するにはその国の言葉を理解することが不可欠だと思うよ。定年したら1年ぐらい留学してくる案に賛成です。せっかくの独身貴族なんだし、優雅に暮らすべし!

そんなわけで、ひさびさに父に感謝した午後でした。

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2004年11月20日 14:41に投稿されたエントリーのページです。

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