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「黒猫・白猫」

黒猫白猫

(1998年 フランス・ドイツ・ユーゴ)監督:エミール・クストリッツァ

ドナウ川のほとりのボロ家に住む主人公父子。父はギャンブル好きのダメオヤジで、息子は近所のカフェの女の子に恋をしている。マフィアのゴッドファーザーは入院中の祖父と親友だが、金に困るダメ父を助けてはくれない。ある日、ダメ父は列車強盗で一稼ぎしようとするが、新興マフィアに騙される。結果、息子は新興マフィアの娘と結婚式をあげるハメになってしまうのだが…。

以前、近所の映画館で上映してたけど見に行けなかったのでビデオで鑑賞。
舞台がどこなのかわからず、後からユーゴスラビアだと判明し、自分の想像していた東欧とは全然雰囲気が違っていて驚いた。もっと、シリアスな印象があったんだけど、それはきっと偏見なんだろう。

陽気に流れるジプシーブラスとゆるやかな日射しの中でバカバカしい人間ドラマが延々と展開されて、見ている方もなんだかどうでもよくなってきてしまう。銃はぶっぱなされ、手榴弾はお手玉になる。ブラスバンドが病院へお見舞いに来たかと思えば、通じない電話は電柱に水をかけて通話する。

タイトルに出てくる白猫と黒猫は話に直接関係しないが所々でコミカルに登場している。猫以外にもガチョウだのヤギだの、車を食べる豚だの変な動物がたくさん出てくるので、動物好きな人は楽しいかもしれない。

祖父とゴッドファーザーの爺さん役者二人がとてもいい味を出しており、「こういうしたたかな爺さん、いるいる」とニンマリさせられてしまった。陽気で楽しくてアホらしくていいね。

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2004年10月11日 23:51に投稿されたエントリーのページです。

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